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魔法の杖
社会学者 加藤諦三氏の著書を思い出し
読み直してみました。

「こういう人」というダメ出しの
言い切り型で書いてあるので、
人間関係で悩んでいる時や落ち込んでいる
時などはオススメできませんが^^;

心に余裕がある時は、自分を見つめ直す
ヒントが貰えると思います~。

その加藤氏の著書の中で
一昔前に話題になった
「愛されていないかもしれない症候群」

幼少期の母親との不完全な関係が
生み出した悲劇として、
大人になってからも不幸な言動を
繰り返してしまう神経症的な症状のこと。

その中には
「きずな喪失症候群」
「燃えつき症候群」
「ピーターパン症候群」と3つあり、
これらが混ざった混合型もあります。

★きずな喪失症候群

幼少期に母親が自分に無関心だったとし、
母親のことを許せておらず、
人間関係の距離基準となる“家族愛”を
感じられない寂しさゆえ、大人になって
ワガママな要求を他人に求めていきます。

自分が期待したことをしてくれない他人を
自己中心的な怒りで憎み、慢性的に
周囲の他人に対して不満を抱えていきます。

勝手に自分の中だけで相手に期待していて
何をどのように相手に期待しているかさえ
自分も分かっていないことも多く、
相手とのコミュニケーションも不十分で
お互いの意思や考え方などを擦り合わせる
こともしていないことが多いです。

アメリカの精神科医カレン・ホルナイ氏は
こうした症状の人は、
「”魔法の杖”を欲する」として、
自分からは現実的な努力や苦労をせず、
魔法の杖のような“ひと振り”で、
簡単に悩みやトラブルを解決してくれる
“何か”を探し求め、それが無いと
「世の中が間違ってる」という怒りを
周囲にぶつけていきます。

自己蔑視しているため傷つきやすく、
ただひたすらに満たされていないことを
周囲に求め、他人が叶えてくれないと
不安や淋しさを攻撃や支配というカタチで
感情処理をしていきます。

とにかく周囲の人からの「特別な愛」を
分かりやすいカタチで受けること、
自分が注目されることが目的。

物事をカタチや表面的にしか捉えないので、
お金や力のない人たちなど、
自分にメリットが無い人とは
付き合おうとしない傾向。

何事も安易に考え、自ら目標を掲げて
具体的な計画を作って着実に必死に
努力することなく、楽することを何よりも
優先しているかのように
日々漠然とした生活をするのも特徴。

表面的には相手を思いやる言葉を
言いながらも自己中心的な言動が目立ち、
他人の感情や状況などにはお構いなく
自分の要求を満たそうとします。

「私はこれだけのことを貴方にしてあげた。
 あなたは私に何をしてくれるの?」と、
親しくなった人に対して独善的な誠意を
尽くしつつ、無意識には要求しているので
期待した反応が相手から得られないと
「こんなにしているのに…」と、
相手を憎んで被害者意識を膨らませます。

葛藤による消耗と悲惨さに怒ると同時に
愛を求めているので被害は強調されていき、
「誰も私を分かってくれない」
「人間なんて嫌い」というオチ。。。

★燃えつき症候群

いじめる人といじめられる人、
支配する人と支配される人…のように、
「きずな喪失症候群」と対極的な症候群。

幼少期に外面の良い過干渉な親の期待に
応え続けてきたことで、
心の底では親に憎しみを抱いたまま
大人になっても自立できず自己評価が低く、
自己信頼感も薄いため主体性に欠け、
たえず他人の顔色や周囲の様子を気にして
卑屈に迎合しながら、よく働きます。

他人に認められたい欲求が強いので、
認めてもらう努力はしますが、
善い人と悪い人が見分けられず
悪人に対しても「根は善い人」
「同じ人間のはず」などと思い、
嫌いな人にまで好かれようと努力して、
利用されて傷つき続けていく悪循環を
繰り返します。

★ピーターパン症候群

男性のみに表れるのが特徴。
女性に表れるのは「シンデレラ症候群」。
どちらも別名「大人になれない症候群」。

親に溺愛されて育ったor放任で育ったなど
実際の親or理想の親像に依存したまま
自己中心的、反抗的、依存的…などの
言動が目立ち、社会適応しにくく
孤立していきます。

こうした神経症的な症候群は、
誰しも性格や価値観が異なる人間で
人の子である以上、インナーチャイルドが
全く傷つかずに育ったという人は存在せず
どんな人にも要素はあります。

だから、こうした症候群かも?…と
思う人はもちろん、悩みを抱えている、
悩み続けているという人は、
類友の法則と放射と引き寄せの法則で
自分が招いている“今”という現実を
先ずはまっすぐ受け止め、
自分自身の心を感じてあげること、
自分自身に“気づく”ことが大事!

毎日“幸せ”を感じるように
あらゆる方法で努力をすることで
悩みの克服は可能です。

日々の些細なこと、当たり前のことを喜び、
素直な心で、その喜びに感謝できる
自分になれるか…?
自から歩み出す意識と行動ありき。

つまり、“魔法の杖”とは、
日々の幸せを感じ、感謝し、より幸せを
感じられるように努力し続けることで
魔法にかかったように人生が素晴らしく
楽しくなる~と、信じて日々着実に生きる
意識そのもののことだと思います^^v

大きくて頑丈な“魔法の杖”が欲しい~(笑)

お読みいただきまして、ありがとうございます。
by divine-msg | 2011-11-13 18:35 | 心理学
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