隠された真実のリリス
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17日に月の遠地点ブラックムーン・リリスが
蠍座に移動し、18日から金星が蟹座に入りました。

月の遠地点ブラックムーン・リリスは、
実際の天体ではなく占星術上の感受点です。

黄道12宮を約9年で一周していて、
6月17日から2017年2月15日まで蠍座に滞在します。

ひと月に2度の新月もブラックムーンと呼ばれたり、
リリスという小惑星や、もう一つの月と呼ばれる
架空天体のダークムーン・リリト(リリス)もあったり、
ややこしいのですが、いずれもリリス(Lilith)は、
アダムの最初の妻と言われる人類最初の女性の名前です。

リリスは、男女平等でないことに疑問を抱き
男性優位の社会を創ろうとする神に背き、
エデンの園のアダムのもとから去っていきました。

神はリリスを連れ戻すために3人の天使を遣わしますが、
リリスは帰ろうとせずに紅海の近くで冥界の女王になって
夜の魔女や悪魔の妻などと呼ばれていきます。

そこで神は、今度は男性に従順な女性を創るために
アダムの肋骨からエヴァ(イブ)を創って伴侶にしました。

その後、アダムとイブが善悪の実を食べたことで、
リリスが蛇に化身して彼らを誘惑したとして、
善悪二元性あるこの世界が始まっていきます。

そのため占星術においても、夜の魔女のリリスにちなんで、
リリスは、セクシャルな潜在的欲望や因縁をあらわすものと
言われがちなのですが、実はちょっと違うんですよ…^^;

キリスト教では、アダムとイブが知恵の実を食べたことで
聖母マリア以外の人類は皆、
生まれながらに原罪を背負っていることになっています。

…が、そもそもリリスは、
最初から神々と同等な知識や知恵、意思を持った
自立した女性です。

アダムとイブも蛇の言葉をきっかけに
知恵の実を食べなかったら、
人類は善悪の分別もできない知能のままでした。。。

リリスの起源をさかのぼると、
冥界の女王にされる以前の多神教時代には
出産を司る地母神で豊穣の女神です。

シュメールの金星の女神で豊穣の女神の
イナンナ(イシュタル)が原型で、
各地の神話と習合してバビロニアの地母神ベリティリや
エジプトの女神イシスになっています。

リリスという名前の語源は、
地母神ベリティリを象徴する花=百合(ユリ・Liliy)に
由来します。

百合の花は、神界と人間界の調整役を担って神の言葉を
伝える天使、聖母マリアに受胎告知をした
大天使ガブリエルの象徴でもあります。

つまりリリスは、聖母マリア⇔マグダラのマリアのように
イブ⇔リリスの相対関係で「豊穣の女神⇔冥界の女王」。

占星術における月の遠地点ブラックムーン・リリスも
月の近地点と双対関係にあります。

したがって、ブラックムーン・リリスは、
潜在的な感情をあらわし、表面的にあらわれる
言動の奥に隠された真実を意味します。

月と、月を守護星とする蟹座をつかさどり、
月の近地点と遠地点を繋ぐのは大天使ガブリエルです。

そんなブラックムーン・リリスが、17日から
死と再生の冥王星を守護星とする情熱の蠍座に入って、
18日の朝から金星は月を支配星とする蟹座に入りました。

蟹座は家族などの身近な人間関係の絆を育むことを
テーマとする星座です。

大天使ガブリエルが、9年前に抱いていた感情を蘇らせ、
その中に潜んでいる情熱を蘇らせ、家族や仲間との
新しいパートナーシップを育むことを促してきます~^^

そして、双子座の水星、乙女座の木星、射手座の土星、
魚座の海王星の柔軟宮のグランドクロスの真っただ中、
20日(月)20時02分、射手座の最終度数で満月です。

5月22日に続いて2度目の射手座の満月で、
月は20時57分には山羊座に移動するため
とっても短い満月ですが、21日の朝、
太陽も蟹座に入るため、蟹座の太陽と山羊座の月での
満月エネルギーが続きます。

満月のサビアンシンボルは「法王」。
秘かに努力してきたことや能力に脚光があたって、
自分の考えを公に発表して社会の中で活躍する様子です。

逆行中の火星も蠍座にいて、情熱を行動へと移すように
促していますから、これまで努力してきたこと
秘かに考えていることや、思っていることなどは、
身近な人たちに伝えてみると良いですよ~。

分岐点の2016年の分岐点6月。
必然的に仲間とともに社会的に活躍する現実が
始まることになると思います~^^v

お読みいただきまして、ありがとうございます。
by divine-msg | 2016-06-18 15:00 | 占星術
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